代打、俺!!
「嫉妬じゃん(笑)」
絶対認めない!!
この感じは職員室行くのか??
職員室のほうに歩いてるし
ふーん…
二人そろって呼び出されたってわけか
それを良いことに女のほうがべたべたくっついてってとこ??
「……かっけ………
私たちもべったべったくっついちゃう??」
「………はぁ??
そんなことしたら爽に殺される!!」
だったら………
「じゃあ私もあの女の子と殺してもいいよね??」
「……な、なに物騒なこと言ってんだよ
早くグラウンド行くぞ!!」
今度はかっけが私の手を引っ張っていった
ってか、あの女誰だっけ??
私よりちっちゃくてかわいくてほんわかしてて……
グラウンドに着くなり私はバットを持ってかっけを連れてネットがあるところに向かった
「一箱借りて良い??」
近くでティーバッティングしていた後輩に聞いた
「はい……」
一箱分のボールを借りてネットの前においた
「……かっけ!!
私打つから投げて!!」
なんかさっきのでむしゃくしゃした
「……はいはい」
─────────カキーン!!
金属バットの音が気持ちよかった
最近学校で課外とかばっかでストレスたまってんだよね
私はただひたすら打ち続けた