代打、俺!!



たいして良い答えも聞けなかったけどとりあえず座ってた


「ってか、凜ちゃんなにしにきたの??」

なにしにって………


そうだよ先生!!

「先生今日もお願いしまーす!!」


藤原先生にレッスンしてもらおうと思ったのに


「えー(笑)

今日は暑いからもう終わり!!」


え、??やらないの??

ってかそんなんで大丈夫なの??


「そんなんで私受かるの??」

「余裕余裕!!私でも受かったし

ってか、凜ちゃん元から歌うまいし」


でも、受験ってそんなに簡単じゃないんじゃないの??


「しかも私の成績かなり悪いし(笑)」


「でも凜ちゃんの成績は私にはどうにもできないよ」


まぁそうなんだけど……

「ってことでまた明日ね(笑)

まだグチりたいことあるならここでしゃべってても良いけど(笑)」


でも保健室に戻ってても特に話すことないし私は帰ることにした


しかも今日はピアノもあるし


私はそのままピアノ教室に向かった

レッスン始まるまではまだまだ時間があったから待合室で待つことにした


「あれっ!!凜じゃん!!」

いすに座って待っていたら急に声をかけられたら


みるとそこにいたのは美里


小学校の時からよくピアノ教室で会っていた


たまに一緒に連弾したりしていた


「み、美里!?」


「ひさしぶり!!

ってかなんでいるの??」


なんでって………それはいろいろあるんだよ



「なんかいろいろあるんだよ(笑)」


「ふーん……

ってか、夏大お疲れ様


テレビつけたら凜がベンチに入っててびっくりしたよ(笑)」


そっか……

いろんな人に見られてたんだね……

「まさかあそこまで行くとは思ってなかったからね」


その後も美里とは話しながら待っていた


そして時間になったらピアノ


まぁあまり好きではないけど、好きになる努力はしなきゃね(笑)







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