【完】るーむしぇあ。
燃える決意を宿して木下美波を見ていたら、突然目の前の和希くんがこっちを向いた。
しかも朝から私に話しかけるなんて、かなりのレアパターン。
ほら、木下美波もちょっとびっくりした顔をしている。
「あのさ……昨日はホントごめん」
「あ、え、うん。もういいよ。こっちこそごめんね」
会話はそれだけで終わった。
だけど、彼が前を向き直すほんの一瞬の申し訳なさそうな微笑みを私が見逃すわけもなく。
その0.5秒の微笑みに朝からやられてしまった。
ちらりと横を見ると、木下美波が悔しそうにしている。
ふふ、これでドローね。
ニヤニヤしながら、私の1日が始まった。
しかも朝から私に話しかけるなんて、かなりのレアパターン。
ほら、木下美波もちょっとびっくりした顔をしている。
「あのさ……昨日はホントごめん」
「あ、え、うん。もういいよ。こっちこそごめんね」
会話はそれだけで終わった。
だけど、彼が前を向き直すほんの一瞬の申し訳なさそうな微笑みを私が見逃すわけもなく。
その0.5秒の微笑みに朝からやられてしまった。
ちらりと横を見ると、木下美波が悔しそうにしている。
ふふ、これでドローね。
ニヤニヤしながら、私の1日が始まった。