【完】るーむしぇあ。
こんなチャンス、二度とないんだから、絶対話したりしないし。

誰にも邪魔されたくない。


今回こそは神サマ、あんたのこと信じたからね!!


「引っ越すにも金がいるし、しばらくこのまま暮らすか」


「やったぁ!!」


思わず椅子から立ち上がってガッツポーズをした私に、和希くんの冷たい視線が突き刺さった。



だけど私は気にしたりしない。

もう9回も振られてるんだもん。



そんなことでめげたりしません。

今回こそ絶対絶対ぜっーーたい振り向かせてやる。
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