【完】るーむしぇあ。
和希くんがいたってことは、夢じゃなかったってこと?
いや、でもキスはないでしょ。
言葉は本物だったとしても。
「なにそのマヌケな顔」
美雪に冷たい目で見られて慌てて両手で顔を覆う。
だめだ。
にやにやが止まんない。
「まあ元気そうだから私帰るよ」
「え?」
「え?じゃないって。もう放課後だし」
私は恐る恐る壁にかかった時計を見た。
いや、でもキスはないでしょ。
言葉は本物だったとしても。
「なにそのマヌケな顔」
美雪に冷たい目で見られて慌てて両手で顔を覆う。
だめだ。
にやにやが止まんない。
「まあ元気そうだから私帰るよ」
「え?」
「え?じゃないって。もう放課後だし」
私は恐る恐る壁にかかった時計を見た。