【完】るーむしぇあ。
綾香ちゃんの無邪気な笑顔に、和希くんは少し照れたような笑みを浮かべた。
彼の"お兄ちゃん"としての表情を初めて見て、私の鼓動は少し早まる。
普段は無表情だけど、やっぱり優しい人だ。
私たちを穏やかに見つめていたりっちゃんがふと腕時計に目をやった。
「綾香ちゃん、そろそろ先生に診てもらう時間だよ」
「あ、ほんとだ!お兄ちゃん、綾香1人で大丈夫だから待ってて?」
立ち上がろうとした和希くんを綾香ちゃんは制する。
和希くんは納得がいかない表情だ。
彼の"お兄ちゃん"としての表情を初めて見て、私の鼓動は少し早まる。
普段は無表情だけど、やっぱり優しい人だ。
私たちを穏やかに見つめていたりっちゃんがふと腕時計に目をやった。
「綾香ちゃん、そろそろ先生に診てもらう時間だよ」
「あ、ほんとだ!お兄ちゃん、綾香1人で大丈夫だから待ってて?」
立ち上がろうとした和希くんを綾香ちゃんは制する。
和希くんは納得がいかない表情だ。