響〜HIBIKI〜
花奏は、街に出た。
一人の時間になると色々考える。
イベント当日のことや、イベントが終わってからのTAKAHIROとのこと。
悩んでもなるようにしかならいのだが。
「あっ、TAKAHIROさん」
交差点の向かいのビルのモニターにTAKAHIRO新曲のCMが流れ、TAKAHIROのどアップの映像が映った。
(うゎ、すごい、かっこいい)
さっきまで一緒にいたのに、こうしてみると別の人のような気になる。
CMの中で島の風景と共に花奏が映る。
(ヤバイ。私だ)
今ここで誰にも気付かれないだろうが、変に汗ばむ。
テレビのCMも流れているのは、打ち合わせの時に聞いていたが、あの巨大画面に自分が映るとは…。
(あー、なんで出ちゃったんだろ、私。TAKAHIROさんと一緒にいたいばっかりに、簡単に引き受けちゃって)
後悔先に立たずだった。
一人の時間になると色々考える。
イベント当日のことや、イベントが終わってからのTAKAHIROとのこと。
悩んでもなるようにしかならいのだが。
「あっ、TAKAHIROさん」
交差点の向かいのビルのモニターにTAKAHIRO新曲のCMが流れ、TAKAHIROのどアップの映像が映った。
(うゎ、すごい、かっこいい)
さっきまで一緒にいたのに、こうしてみると別の人のような気になる。
CMの中で島の風景と共に花奏が映る。
(ヤバイ。私だ)
今ここで誰にも気付かれないだろうが、変に汗ばむ。
テレビのCMも流れているのは、打ち合わせの時に聞いていたが、あの巨大画面に自分が映るとは…。
(あー、なんで出ちゃったんだろ、私。TAKAHIROさんと一緒にいたいばっかりに、簡単に引き受けちゃって)
後悔先に立たずだった。