響〜HIBIKI〜
第14話 ピアノ
TAKAHIROが出掛けた後の部屋に一人でいるのは、退屈で洗濯や掃除の家事に励んでしまう。
それでも、2時間が限度。
奥の作業部屋の電子ピアノを使っていいと言われている。
島では毎日欠かさずピアノに触れていたが、ここ数日そんな余裕もなかった。
ピアノの前に座ると、花奏は水を得た魚のように手が動く。
なぜか無性に新しいメロディが頭の中に落ちてくる。
そばにあった、五線譜に書き記していく。
それでも、2時間が限度。
奥の作業部屋の電子ピアノを使っていいと言われている。
島では毎日欠かさずピアノに触れていたが、ここ数日そんな余裕もなかった。
ピアノの前に座ると、花奏は水を得た魚のように手が動く。
なぜか無性に新しいメロディが頭の中に落ちてくる。
そばにあった、五線譜に書き記していく。