響〜HIBIKI〜
その日の夜。
TAKAHIROは、仕事が長引いているらしく、花奏は先にベッドに入り休んでいた。
目を閉じてはいたが、明日のイベントのことが心配で眠れずにいた。
玄関が開く音が聞こえた。
TAKAHIROは先に休んでいる花奏に気を使って、そうっと廊下を行き来するのが聞こえる。
物音が気になるが一人でいるより、何となく落ち着く。
しばらくすると、寝室のドアが静かに開く音がして、TAKAHIROがベットに入って来た。
「かな、もう寝た?」
TAKAHIROは小さな声で話かける。
すると花奏は、目を開けて、TAKAHIROの方を見た。
「おかえり。遅かったね」
「やっぱり、起きてた。眠れない?」
「うん」
TAKAHIROは、花奏の手を握る。
「手つないで寝よっか」
「うん」
TAKAHIROに手を握られ、目を閉じる。
「朝まで、何も考えずにゆっくり寝よう。俺のことは、夢の中で」
「ふふっ。会えるかな?」
余裕たっぷりのTAKAHIROを見ていると花奏も安心して眠れそうだと思った。
TAKAHIROは、仕事が長引いているらしく、花奏は先にベッドに入り休んでいた。
目を閉じてはいたが、明日のイベントのことが心配で眠れずにいた。
玄関が開く音が聞こえた。
TAKAHIROは先に休んでいる花奏に気を使って、そうっと廊下を行き来するのが聞こえる。
物音が気になるが一人でいるより、何となく落ち着く。
しばらくすると、寝室のドアが静かに開く音がして、TAKAHIROがベットに入って来た。
「かな、もう寝た?」
TAKAHIROは小さな声で話かける。
すると花奏は、目を開けて、TAKAHIROの方を見た。
「おかえり。遅かったね」
「やっぱり、起きてた。眠れない?」
「うん」
TAKAHIROは、花奏の手を握る。
「手つないで寝よっか」
「うん」
TAKAHIROに手を握られ、目を閉じる。
「朝まで、何も考えずにゆっくり寝よう。俺のことは、夢の中で」
「ふふっ。会えるかな?」
余裕たっぷりのTAKAHIROを見ていると花奏も安心して眠れそうだと思った。