響〜HIBIKI〜
事務所に到着する前に三人は、車内でミーティング。


「かなちゃんの仕事が落ち着くまでは、俺が担当したいと思ってるけど、いいかな?」


「全然、いいよ。むしろ、助かる。情報も共有出来るし、俺とかなの関係を知ってる人が少ない方がいいからさ」


「私も吉川さんがいてくれる方が安心です」


「うん、じゃあ、上にはしばらく掛け持ちさせて貰えるように上手く言っておくよ」


「今日の打ち合わせの内容、あとで俺にもおくっといて」


「オッケー」


「かな、無理すんなよ」


「うん、ありがと」


TAKAHIROはハイタッチで花奏を送り出した。
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