響〜HIBIKI〜
「どうしよう?」


監督の熱意もひしひしと伝わって来るが花奏は迷った。


「かな、俺も曲のイメージに会う気がするな。どう、一緒にやってみる?」


TAKAHIROもイメージを膨らませたようで花奏の後押しをした。


「自信はないけど…」


花奏の表情は、不安で一杯だったがTAKAHIROの後押しもあり、


「分かりました。やってみます」


なんとか、決心した。


監督はガッツポーズでやる気満々だった。


「TAKAHIROくん、サポート頼むよ」


TAKAHIROも自分の作品に花奏が色を添えてくれることになるので協力しないわけにいかない。
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