響〜HIBIKI〜
「今日の撮影はどうだった?」


「うん、緊張したけど楽しかった」


「そっか、よかった」


TAKAHIROは、ほっとしたようにうなずいた。


「TAKAHIROさんのおかげかな」


花奏は、嬉しそうにTAKAHIROの顔を覗きこんだ。


花奏は、TAKAHIROの笑顔をこんな間近で見られる幸せを噛みしめている。


お気に入りの場所で花奏はTAKAHIROに肩を抱かれながら星を見上げる。


花奏は、このまま時が止まって欲しいと思うのだった。
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