響〜HIBIKI〜
「もう、一枚撮ってもいい?」
TAKAHIROは、ためらわず、また花奏の顔の真横に花奏を寄せた。
花奏は、気になって横目でTAKAHIROを見た。
カメラ越しに花奏の視線を感じたTAKAHIROは、花奏の方を見た。
数秒間の沈黙の後、TAKAHIROの唇がそっと花奏の唇へとおちた。
花奏は、肩を強張らせながら目を閉じた。
TAKAHIROは、花奏が肩を強張らせているのに気づき、唇を離した。
「あ、ごめん」
「……ううん。あの、緊張して…」
花奏は、そう言いながら首を振った。
TAKAHIROは、花奏の手を取るとその手の平を自分の胸に押し当てた。
すると花奏が、クスクスと笑いだした。
「分かる?」
TAKAHIROは花奏の顔をのぞき込むと、
「俺も、緊張した」
TAKAHIROの心臓の鼓動は、花奏以上に鳴り響いていた。
TAKAHIROは、ためらわず、また花奏の顔の真横に花奏を寄せた。
花奏は、気になって横目でTAKAHIROを見た。
カメラ越しに花奏の視線を感じたTAKAHIROは、花奏の方を見た。
数秒間の沈黙の後、TAKAHIROの唇がそっと花奏の唇へとおちた。
花奏は、肩を強張らせながら目を閉じた。
TAKAHIROは、花奏が肩を強張らせているのに気づき、唇を離した。
「あ、ごめん」
「……ううん。あの、緊張して…」
花奏は、そう言いながら首を振った。
TAKAHIROは、花奏の手を取るとその手の平を自分の胸に押し当てた。
すると花奏が、クスクスと笑いだした。
「分かる?」
TAKAHIROは花奏の顔をのぞき込むと、
「俺も、緊張した」
TAKAHIROの心臓の鼓動は、花奏以上に鳴り響いていた。