響〜HIBIKI〜
TAKAHIROは、1曲、1曲と気持ちを込めて歌う。


アリーナ席に向かって、視線を投げかけたとき、双子のゆきゆりに一瞬視線がとまる。


が、すぐ隣で上目使いでこちらを見つめる視線と目があった。


(かな⁉︎)


花奏は、慌ててうつむく。


TAKAHIROは、焦り次の歌詞が一瞬出遅れた。


移動しながら、花奏らしき姿を目で追う。
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