ノスタルジア~喫茶店を訪ねて~
 息を切らして、山小屋に着く。少し古くて、木の香りがする山小屋。知らないはずなのに、どこか懐かしさを覚えた。
 戸をたたく。返事はない。ドアをもう一度見ると、ドアベルがついていてた。
 あれ?と思って、目を凝らすと、看板もあり、NOSTALGIAと、書かれていた。
ここは、山小屋じゃなかったかしら?
 気がつくと、古くてしゃれた喫茶店の、扉を開けていた。
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