恋しくて、
横橋「俺だ。どうした?友山。」


横さんだ…。

こっちのほうが話は早い。

友山「大丈夫!すぐ『帰る』から!」

横橋「そうか〜。何があったかは知らんが、こっちに『戻ってきてる』んだな?」

友山「ああ〜、それとさ、お前が『欲しいもん』なかったよ〜。」

横橋「なんだ、『何も収穫なし』かぁ。とんだむだ足だったな、友山。」

よしよし。上手くいってる。

ついでに…、

友山「そんな『責めんな』よ。」

横橋「そいつは、保証してやれんな…。」

ピッ



ツー… ツー…ツー


切れた…。

まぁ、さすがにムリか…。

悶々とした気持ちのまま、いまだ射程圏内にある男の背後に出た。


じゃあ、帰るか。
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