恋しくて、

ツーシン

プゥ、チチチ…


???「…」


『……おい、聞こえるか!?』


???「…えっ。」

『なにが、『え』だ!集中しろっ!!』

???「あ、すみません。」

『で、友山。今どの当たりだ?』


―俺は、友山健太。

友山「○○通りにある、めし屋の向かいのビルです。」


―高校を卒業してからは、知人の勧めもあり、警察官になった。

友山「はい、間違いありません。ここが奴らの潜伏先だと踏んでいいと思います。」


―それから、交番で3年くらい勤務して、刑事になった。

俺が刑事だなんてとまわりは言うけど、せっかく警察官になったんだ。

やってみる価値はあるだろ?

『いいか?俺たちが行くまで動くなよ。お前はそこで奴らをしっかり見張っていろ。それがお前の任務だ。』

友山「ハイハイ…。わかってますよ。ちゃんと勤めを果たしますから。」


…ツッ


なるべくね。
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