小さな恋の唄
「なぁ名前なに?ウチは高槻南やで!よろしくなぁ!!」

「あたしは緒方まゆだよ。仲良くしてね」


「まゆちゃんかぁ!可愛えぇなぁ!!」


そういって南は抱きついてきた。


「あたしは可愛くなんて無いよ!南のほうが明るいし可愛いよ!」

ほんと!体育館で見たときは暗くてよく分からなかったけれど、メイクを落としても可愛い顔をしていると思うの。



二人で雑談をしていると、クラスの男子が集まってきた。

「なー二人とも!アド交換しない?」

「俺も!てか超目立ってるよ」


俺も俺も・・・というふうにたくさんの男子がアド交換をしようと言ってきた。

こんなことに慣れてないあたしはだんまり。

南は

「えぇよ!!赤外線で出来る?」

なんて言って楽しくアド交換している。


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