小さな恋の唄
「ぶー真面目だなぁ・・・遼君」

「別にーほら行くぞ、霞」


霞ちゃんかー
呼び捨てだし。


二人は並んで歩いて片瀬君の家に向かった。






「ってわけなの!!」

「ほー・・・さすがモテるんやなぁ・・・あんだけカッコ良かったらなー」


だよねぇ・・・モテることは知ってるんだ。
学校にファンクラブがあるんだもん。

毎日告白されてるのを見るし。


でも・・・彼女いたなんて知らなかったなぁ。


「ほら!モテ男の登場やで!」

いっせいに女子たちの歓声が教室に響いた。
すごっ・・・毎朝毎朝。


「緒方、おはよう」

「・・・・・」


じっと顔を見つめてみる。
彼女いないはずがないよねぇ・・・


「・・・緒方??///」

はっ!!なにやってんのあたし!!

片瀬君顔赤いし・・・///

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