Shooting star ~星に願いを~
そんなことを考えながら、明日華たちと別れた。

すると、後ろから

タタタタタタタタ

と、テンポよく足音がする。

「オッス!優果!...ん?なんか元気ねぇな、なんかあったの?」


嵐が私の顔を心配そうに覗く

私は、
「なんでもないよ!ただ、今日の理科がいまいち分かんなかったから、考えてただけだよ~!!」

と、元気に答えた。


すると、

「なーんだ!そんなことか!」

嵐が笑い出した。

笑うとできるエクボ。


私は、そのエクボが大好きだった。

「ム~~!」

といいながら、ほっぺを膨らませた(笑)

すると、

「ごめんごめん。なんかすげぇ深刻そうな顔してたからさ。また、なんかからかわれて落ち込んでるのかな?とか思っちゃったからさ。心配して損した!」

そういってから、また嵐は笑い出した
< 7 / 13 >

この作品をシェア

pagetop