復讐ストーカーゲーム1
 ――それは困るぜ! ノンノン、ノンノン、ノンォ~!!!! 信ちゃん、少女時代を踊ちゃうぜ?


「結婚したのなら、竹下家のもんでしょーに。うちに住むべし! 絵恋さん、豚肉が嫌っていうほど食べれて、良い事間違いなしだよ?」


必死に絵恋の端正な顔に訴えた。


「ふふふっ。秋雄さん、信介さんって面白いですね。その変は両親と話し合い済みです。

私は好きな人にお使えします。母も私がいるより、夫婦水入らずのほうが良いんです。

……お父様、お母様、不束な娘ですが宜しくお願い致します」


絵恋は小さな頭をペコリと下げた。


可愛過ぎるんですけど!!!!


「本当に? お母さん、すっごく嬉しい! うちは料理の量が半端ないの。助かるわぁ~!」


お袋! 俺の顔をチラ見するなよ。
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