復讐ストーカーゲーム1
 先程聞いたジィージィージィーという不快な、電磁波が大きく耳に伝わる。


――え! なんだよこれ? 近い距離だよな? なんでこんなに雑音が酷いんだよ!


ザァー、ザァー、ゴメンネ、ザァー、ゴメンネ、ザァー、ゴメンネ、ザァー、ハヤカッター?  ザァー


――何なんだよこれ! マジ、イラつくんですけど! しかも終了かよ!


ちょい悪孔明に文句つけてやる! 不良品を押し付けやがって!


近くにあるティッシュ箱を思わず掴み、壁に思い切り投げつけた。


跳ね返り、ポスっと転がる箱に我に返り、秋雄の部屋へと、道具を回収しにもう一度下りた。
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