復讐ストーカーゲーム1
「キョチョ、無事に審査通ったぞ。はい、これ商品」


――た、助かったぁ! 俺は動揺させられるのが、一番苦手なんだからな!


孔明が突き出した、紙の手提げ袋を受け取った。


「ありがとうございます。あ、あのう、これ、ここで試して見ても良いですか?」


「勿論だよ! ゴォーあけたまぁ~! それ、それ、それ、それぇ~」


あけたま? 開けなさいってことかな……。


ガサガサっと開くと、シルバーの箱が入っていた。取り出して見ると意外と重たかった。


「趙雲、折角だから設定してあげたらどうじゃ」


「オッケー親父! キョチョ、任せて貰ってパン、パ、パーン?」


――擬音で会話する趙雲スゲェー! か、神だな!
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