復讐ストーカーゲーム1
「ここ私の部屋。座布団をどうぞ」


張飛の部屋は2階にあった。8畳間だが書籍が沢山あり、狭い印象だった。


「あ、あのう。お土産に鰻を持ってきたんです」


リュックを畳の上に置き、アルミホイルで包んだ物を手渡した。


「え、本当! 私鰻大好き! そうだったわ、もうお昼じゃない。ちょっとしたモノを作ってくるわ。寛いでて頂戴。その前にお酒を飲むグラスよね、取って来るわ」


「ありがとうございます」


部屋を見渡すと小説やコミックが多かったが、恋愛ものや少女マンガばかりだった。


写真集は男性アイドル、男優物。張飛とは趣味が合わなそうだった。


凄い! 律儀に壁には男性アイドルだけじゃなく、三国志のポスターまで貼ってある!
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