復讐ストーカーゲーム１

「本当？　じゃあ私に協力してね？」


おいおい！　人の話ちゃんと聞いているのか！


「黒髪で長いのかぁ……まるでアイドルのような女の子なのかなぁ」


「なに妄想しちゃっているのよ。美女ならここにいるでしょう？　女教皇って呼び名自体想像すると……きっと冷たい女よ？　冷徹に人を殺しそう」


「張飛さん。僻まないで下さいよ？　あれれ？　もしかして関羽より、この劉備様の方がお気に入りになちゃった？」


「は、はっ？　はぁー!!!!　冗談は顔だけにして頂戴！　関羽様ラブよ。それに貴方はキョーチョ。お分かり？」


一升瓶を早くも開けそうな勢いでヒートアップしている。


怒らせすぎちゃったかな？


「もうお酒がないわね……好きなお酒はなに？　これでも家には品数だけはあるのよ。持って来てあげるわ？」