復讐ストーカーゲーム1
「おまたぁ! ブランデーに変更したわ。高級品のナポレンオン様よ! ミネラルウォーターと氷も用意したわぁ。この方が、がっつり飲めるでしょう?

つまみでイカも焼いてきたの。みりん醤油の味付けで美味しいわよ?」


香ばしい醤油の匂いがプーンと香った。慌ててテーブルの上を片付けた。


「良いですね! 最高のつまみじゃないですか!」


「そうよぉー身がプリプリっとして美味しいわよ。今お酒を作るわね」


流石酒屋の息子。いや、娘なのか? 手馴れた様子でお酒を割っている。


「……張飛さんは、このサイトに入るキッカケになった復讐相手って、どんな人なんですか? 凄く興味あるなぁ」


「いやだぁ! 唐突! 自分のことは話さないくせにー! はい、お酒」
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