復讐ストーカーゲーム1
 はぁ~と溜め息を吐いた。


可愛い女の子に言われたんなら、ヨシヨシと頭を撫でてやりたかったが、おっさんに言われると腹が立つだけだ。


「登録料1万円、シングルで月1万4千円。高いわねぇ……私、1人じゃ絶対無理よ――キョチョも一緒に入会してくれるわよね?」


「俺、キョチョじゃないんですけど! 高いし、張飛さんが潜入してくださいよ。ここは張飛さんがメインで行かないと」


「う~ん、そうねぇ……」


「紅葉の彼女を見張るのも難しいでしょう? 風俗嬢なんだし。それとも、そっちに通い詰めますか?」


「いやぁ! 無理! 女なんて相手に出来ないわよ! 苦痛よ! そんなの責め苦だわぁ!」
< 460 / 887 >

この作品をシェア

pagetop