復讐ストーカーゲーム1
 食事を簡単に済ませ、食器を台所へ運んだ。俺以外のお皿は丁寧に洗いあげ、綺麗に片付いてた。


張飛は少しでも痩せたんだろうか? ・・・・・・そんなわけないか。


心で柔らかく笑い、食器を洗い片付けた。痩せた張飛を想像する。


あの男が痩せて、金髪の鬘を被ったら……うーん笑える。そんな面白いことあるのかなぁ。


もしかして死ぬかも知れないんだから、食事も喉を通らないかもな……そんな体で鍛えたら――


こうしちゃいられないな! 


急いで階段を駆け上がり部屋へと戻る。テーブルに置いてあった携帯電話を握り締めた。
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