復讐ストーカーゲーム1
「結婚式? うーん……在り来たりだよ。でも凄い人物に出会ったよ。目の前が真っ暗になるくらいの衝撃だった」


「何それぇ? 意味が分るように説明しなさいよ」


シスターのことを口走りそうになったが、電話で告げるのは何だか違う気がした。


「それより何か情報は掴めましたか? 死に直面している今……食事も喉を通らないんじゃ」


「へっ? しっかり食べてるわよ。ご心配なく。あんたが来るのを待ってるんじゃないのぉー! 情報なんて……無いわねぇ――

兎に角ぅ、あんたここに来なさいよ。今ロッカールームで着替えてるの。

本当は電話も禁止なのよ? あ、お金は払ってあげるから、身分証明書と印鑑持ってきなさいよ? お分かり?」
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