復讐ストーカーゲーム1
 ――心配して損した。喉が通らないどころか、通りっぱなしのようなテンションだった。


「分かりました。ターゲットはどんな様子なんですか?」


「別にぃー? 黙々とマシーンをこなしてる感じ。ああ、後ねぇ、物色しているような眼が特徴ね。私が筋肉質の男を探すあの眼と一緒ね」


――なるほど。それは分かりやすい。


「詳しいことは、そちらで会った時に話しましょう。今すぐ準備して行きますね」


「分かったわ! エアロバイクでも乗って待ってるわ。それじゃあねぇ! はーいはーい」
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