復讐ストーカーゲーム1
「でしょ、でしょ? 目黒って最高だろ。お金持ちで鬱積状態のお嬢様が沢山いらっしゃるんだからな。俺もホストをそろそろ引退しようかなー」
久しぶりの運動のように熱心に漕ぐ不知火に、ニヤケ顔で紅葉は答えた。
「いや、お嬢様に本気になられたら怖いぜ? 後は結婚しかなくなるだろう? そうなったら手詰まりさ。
後腐れがないセレブがお手ごろだぜ? チップも沢山弾んでくれる。美人は多いし、確かに目黒は最高だな」
――な、何だって! この獣め! そんな金の稼ぎ方があってたまるか! ……う、羨ましい。
「言うねぇー。瑠璃が聞いたら泣くんじゃないか? まだ付き合っているんだろう?」
「あいつは万が一に売り掛けが溜まってしまった場合の保証みたいなモノ。
ホストを辞めた今、切ってもいいんだが居心地が良くて、ついズルズルとな。
……だがあいつと結婚はしない。風俗嬢と縁組なんて笑えない」
久しぶりの運動のように熱心に漕ぐ不知火に、ニヤケ顔で紅葉は答えた。
「いや、お嬢様に本気になられたら怖いぜ? 後は結婚しかなくなるだろう? そうなったら手詰まりさ。
後腐れがないセレブがお手ごろだぜ? チップも沢山弾んでくれる。美人は多いし、確かに目黒は最高だな」
――な、何だって! この獣め! そんな金の稼ぎ方があってたまるか! ……う、羨ましい。
「言うねぇー。瑠璃が聞いたら泣くんじゃないか? まだ付き合っているんだろう?」
「あいつは万が一に売り掛けが溜まってしまった場合の保証みたいなモノ。
ホストを辞めた今、切ってもいいんだが居心地が良くて、ついズルズルとな。
……だがあいつと結婚はしない。風俗嬢と縁組なんて笑えない」