復讐ストーカーゲーム1
「ちょっと待てよ! お前、知らないだろう……!

正義を振りかざすお前が大好きで、信者のようにこのサイトから抜け出せないやつもいるんだぜ? そいつの心まで裏切らないでくれよ! 

お前に誓う。こいつ、秋雄はマジでそんなヤカラじゃないんだよ――」


「君は俺のことを知っているんだね……照明がそろそろつくよ――もう消えるね。

そうだ、ウイルスキラーには気をつけたほうがいいよ。異常なくらい傲慢だからね」


「おい! 人の話を聞いているのか!!!!」


室内に響く怒声と共に、蛍光灯の明かりが次々に灯された。いきなりの眩しさに眉を寄せる。


――いない。


関羽のいた方向に顔を向けてみたが、幻のように消えていた。幻聴だったのだろうか。
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