復讐ストーカーゲーム1
踵を返した霙の背中に思わず抱きつこうとしたが、パッと振り返られ、両手は後ろへとしまった。
「……今悪口言ったでしょ?」
「とんでもございません、お嬢様301号室へご案内いたします!」
慌てて執事を装い、誤魔化した。
――ふぅ~。霙で遊んでいる場合ではない。秋雄の命を確かめなければ!!!!
手術室は2階にあった。直ぐ側の階段から上がれば、301号室は即見つかる。
察しの良い霙は階段を見つけ、素早くスキップで駆け上がった。
「絵恋さん、凄く喜んだろうなぁ~……兄弟って、喧嘩もするかも知れないけど、やっぱいいよね」
「……今悪口言ったでしょ?」
「とんでもございません、お嬢様301号室へご案内いたします!」
慌てて執事を装い、誤魔化した。
――ふぅ~。霙で遊んでいる場合ではない。秋雄の命を確かめなければ!!!!
手術室は2階にあった。直ぐ側の階段から上がれば、301号室は即見つかる。
察しの良い霙は階段を見つけ、素早くスキップで駆け上がった。
「絵恋さん、凄く喜んだろうなぁ~……兄弟って、喧嘩もするかも知れないけど、やっぱいいよね」