復讐ストーカーゲーム1
「なんだよ、お前らでも喧嘩したりするのか?」
「うーん? 全然しない。考え方が一緒だしね……でも霰の方が多少、神経質かな?」
――なんだそりゃ!?
毒を含んだ笑いで階段を上る。
すれ違う人はおらず、朝方だからなのか病院内はまだまだ静寂に包まれていた。
「301号室っと……ここね」
霙は軽く二回ノックをし、引き戸を開けた。
クリーム色のドアが横に開くと、呼吸器を付けた横たわる秋雄と、その隣にはパイプ椅子を二つ並べ、絵恋と霰が寄り添って寝ていた。
「信介……二人とも凄く安心しきった顔で寝ているね。なんだかこっちまでホッとする」
「うーん? 全然しない。考え方が一緒だしね……でも霰の方が多少、神経質かな?」
――なんだそりゃ!?
毒を含んだ笑いで階段を上る。
すれ違う人はおらず、朝方だからなのか病院内はまだまだ静寂に包まれていた。
「301号室っと……ここね」
霙は軽く二回ノックをし、引き戸を開けた。
クリーム色のドアが横に開くと、呼吸器を付けた横たわる秋雄と、その隣にはパイプ椅子を二つ並べ、絵恋と霰が寄り添って寝ていた。
「信介……二人とも凄く安心しきった顔で寝ているね。なんだかこっちまでホッとする」