復讐ストーカーゲーム1
「うちの兄貴……あんたに何かしたのかよ? それだけ最後に聞いておくよ」
「ううん。いわば逆恨み。私が悪かったのよ……。
私は貴方のお兄さんが好きで堪らなかったの。秋葉原に良く、家電を買いに行ったりもしたわ。
でも最初は丁寧に色々教えてくれたのに、私があまりにも訪れるものだから、いつの日からか、よそよそしくなってしまって――そんな時に告白をしたの。勿論撃沈。彼はノーマルだしね。
ただ――後から知ったのよ。私が買った家電の一部が秋雄さんに還元されるってことに。
私は使われてしまったのかしら? だから大量に買わされたのかしら? 振られてしまった悲しい思いを、知らず知らずのうちに怨むことによって解消しようとしていた。
ごめんなさい。あの頃は何も見えていなかったのよ……」
「ううん。いわば逆恨み。私が悪かったのよ……。
私は貴方のお兄さんが好きで堪らなかったの。秋葉原に良く、家電を買いに行ったりもしたわ。
でも最初は丁寧に色々教えてくれたのに、私があまりにも訪れるものだから、いつの日からか、よそよそしくなってしまって――そんな時に告白をしたの。勿論撃沈。彼はノーマルだしね。
ただ――後から知ったのよ。私が買った家電の一部が秋雄さんに還元されるってことに。
私は使われてしまったのかしら? だから大量に買わされたのかしら? 振られてしまった悲しい思いを、知らず知らずのうちに怨むことによって解消しようとしていた。
ごめんなさい。あの頃は何も見えていなかったのよ……」