目の前のアイツ
いや、そんな言葉では表せない。

しぬおもいをした。

言い過ぎではない。

それほどひどかった。


校門から真逆へ歩き、いつもは近づきもしない廃虚の中に入った。


そこには巨大な穴があいた部屋があり、はいると落とし穴に落ちた。

真っ暗で何も見えない。

ただひたすら壁をつたい、歩く。

顔にくものすや何かの物体が当たる。

暗くて何が当たったのかが分からない。

ただひたすら


闇 闇 闇










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