目の前のアイツ
「それより、本題に入りましょう」

「あ、うん…」

時雨くんに言われてから思い出した。

「では、「みんな~、おやつよ~♪」

時雨くんを遮り、ホットケーキとミルクティーを持った母が部屋に入ってきた。

「おやつ~!!」

あたしは思わず飛びついた。

「こらこら、落ち着きなさいよ…」

母があきれたようにあたしを見る。

「ほんと甘いもん好きだな?」

「時雨くん、だったわよね?甘いのは大丈夫?」

「はい、大好きです」

(時雨くんって甘いもの、好きなんだ…。以外)

「萩也くんはどうしましょうか?」

「んー、何あるー?」



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