World Walker
「発動もしてないのに気付くなんて…お前も魔術を使える奴か?」

「お前なんて言わないで!馴れ馴れしい!私は天地 りせよ!あと魔術なんて知らないわ!ただ何となく違和感がしただけよ!」

どうして普通に物が言えないのだろう、この娘は。

全く、これだからツンデレ属性って奴は…。

「まぁでも、俺の左目に気付くって事は只の人間じゃないんだろ?」

男子学生は急にりせに親近感を持ったようだった。

「あぁ…りせが名乗ったんだから俺も名乗らなきゃな」

「呼び捨てしないで!」

りせのツンツン口調も意に介さず。

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