World Walker
りせに組み付いてくる男。

太い腕でりせの華奢な肩を摑み、髭だらけの顔を近づけてくる。

「~~~っっ」

口が臭い。

何日も歯を磨いていないような口臭だ。

「よし、しっかり押さえとけよ」

いつの間にか背後に回り込んでいた別の男が、りせの腰を摑んだ。

そのまま彼女のパツパツのホットパンツをずり下げようとする!

だから。

「何すんのよスケベ!」

りせはバック転と同時にまず正面の男の顎を蹴り砕き、そのまま背後の男の脳天を爪先で蹴り飛ばす!

瞬時にして屈強な男達が二人、荒野に沈んだ。

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