World Walker
門兵は、馬上で紅の後ろに跨るりせに目をやる。
「…紅様、女性連れはまずくありませんか?乙女が拗ねられますよ?」
紅は整った顔立ちで優男の部類だ。
女にももてようが、だからといって女連れで国に帰って来るのは上手くない。
「余計な心配をするな。俺はこんな変態性癖を持つ女には微塵も興味がない」
サラリと言ってのける紅。
「誰が変態性癖よっっっっ!」
噛み付くように怒鳴るりせ。
「……可愛らしいお顔立ちなのに…いや…おいたわしや…」
「そこの門兵も同情の目で見ないっっっ!」
「…紅様、女性連れはまずくありませんか?乙女が拗ねられますよ?」
紅は整った顔立ちで優男の部類だ。
女にももてようが、だからといって女連れで国に帰って来るのは上手くない。
「余計な心配をするな。俺はこんな変態性癖を持つ女には微塵も興味がない」
サラリと言ってのける紅。
「誰が変態性癖よっっっっ!」
噛み付くように怒鳴るりせ。
「……可愛らしいお顔立ちなのに…いや…おいたわしや…」
「そこの門兵も同情の目で見ないっっっ!」