World Walker
そして先頃。

女神国を中心とする東方同盟は、帝国と大規模な大戦に発展した。

東方同盟130万の兵に対し、帝国は200万。

数の上では圧倒的不利であったが、最終的に一騎討ちの末に乙女が皇帝を倒し、彼の地は女神国が平定する事となった。

乙女が玉座の傍らに置く刀剣『カタナ』は、その戦の折に皇帝から預かった品。

いずれこの地の覇者の座は奪い返しに来る。

その日までそのカタナは預けておく事にしよう…大事に使え。

そう語り、皇帝は帝国の軍を一旦退かせたのである。

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