ー桜蝶の総長様ー




結「まぁいい、ちょっと静かにしてろ」


乃「きゃっ!?な、何んん~ん……………」



結人はハンカチを私の口に当てた。



そのハンカチには薬が塗ってあった。



ヤバイ………ここで寝たら………。



そんな願いも虚しく私は意識を手放してしまった。



────────………………。



………………………。





あれから何時間経ったのかわからない。


目を覚ませば、知らない場所にいた。


人は誰もいなかった。




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