あの頃の二人
切ない恋
 私は安藤涼香。小学3年生。

私には1年生の頃から好きな男の子がいる。

古谷狂介くんだ。サッカーが好きな子で、女の子にすごく優しかった。

今日は、バレンタインデー。私は狂介くんに告白するつもりだ。

「きょ、、狂介くんっ。」

「ん。何?すずちゃん?」

「今日さ・・・授業終わったら・・・さ」

「何だよ。もったいぶるなよ。」

「体育館の・・・う・・・裏・・・来て。」

「うーん。おう。いいよ。」

やった!心の中でガッツポーズをした。

「じゃあまた放課後な。」

「うん・・・。」

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