【実話】ありえない男への復讐
わたしはメールを始めた。


【メールありがとう。美里です。21歳で美容師のアシスタントやってます。】


メールを作成して千尋ちゃんに見せた。


「これでええ??」


「美里かて!!逆なだけやん!!あかん、博美にせぇ!!」


「ひろみ…ちひろ…似てへん?」


「うちのおかんの名前や!!」


じゃあ最初から決めてくれたらええのに。

ほんま言うこととやることが合わん。


名前を博美に変えて拓也に送った。



2分後にメールが来た。

早すぎる。

どんだけヒマやねん…。


「拓也しかアドレス知らんからこれ拓也やろ!!」


あけるとほんまに拓也からやった。

そしてその本文にわたしたちは口をポカーンとあけてしまう羽目になる。



「博美、何カップ?」


「まじ死ねやね!!ほんまありえん!!」


「里美、Gカップにせぇ!!」


「は!?でかすぎやん!!」


またもや好きにやればええって言うのに千尋ちゃんが決める。

勝手に千尋ちゃんがすればええのに。


【Gカップやで。】


キモすぎて一言しかいれへんかった。

そしてまた次のメールでもうキモくて返事したくなくなる。
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