【実話】ありえない男への復讐
トンカツ屋に入った志穂と拓也。

さすがにわたしらは入れない。

そこで潜入部隊を送る。

もちろん拓也が知らないウィルと猛。


実際この2人が歩くとほんま目立つ。

正直言うてほんまに男前やから。

使いたくないけどしょうがない。


猛とウィルは志穂らの隣の席に座れたらしい。

志穂が笑いそうなっとったらしい。



「博美は実家?一人暮らし?」

志穂は猛と同棲しとる。


「一人暮らしやけど。拓也は?」


「俺は友達と一緒に住んどる。」


「ルームシェアってやつやな。」


志穂は居候やって知ってるけどわざと言うた。


「ルームシュア?わからんけどそんな感じや。」


そう言うとったらしい。

笑いこらえとったって言うとった。


「なぁ、博美の家行ったらあかん??」


「バカやろ。だめに決まっとる。死んでしまえ。」


志穂の暴言に拓也はシュンとしとったらしい。

わたしが言うたらいつも言い返すのにほんまドM。

わたしらには強がっとるんやろうな。

志穂は聞いてたキャラと違いすぎて笑いこらえるの必死だったらしい。



「じゃあラブホは!?2人っきりになりたいねん。」


「厨房から包丁持って来るわ。」


そう言って立ち上がるフリをしたら拓也が冗談とか言うて止めたらしい。
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