【実話】ありえない男への復讐
拓《ショック…。早く会うて思い出してほしいな。俺は完璧に覚えとるで。》


そりゃ志穂ほど美人なら印象も残るわな。

威張って言わんといてほしいわ。



博《また会えそうな日あったら連絡するな。またすぐ忘れるかもしれへんけど。》


サラッと毒ははいておかなきゃね。

それが基本です。

バカにはとことんしとかなきゃ。



拓《思い出してほしいし、写メ送りたいんやけどウィルコムは添付できるんやろか??》


写メ!?

ここではわたしら電話で大笑いしてました。

見てぇ~!!と言いながら。


博《送ってみて。でもわたしの携帯カメラないからわたしのはないで?》


これはほんとです。

まぁカメラがあっても博美ちゃんの画像はないけどな。



そして来たメールには拓也の画像だけが…。

キメ顔だけどほんま普通。

わたしは笑いすぎて涙が止まりませんでした。

洋介くんから転送あとから絶対しろと言われました。

もちろん全員にしますが…。



博《そういやこんなんだったな。思い出した。》


そっけなく返した。

洋介くんは赤ちゃん言葉でなぜか入れたがったけど断固拒否。

返事が赤ちゃん言葉できたら見ると吐き気がする。



拓《俺、かっこよくない?》


☆(+ε("O=(`Д´"#) なんでやねん

目の前におったら100%殴るでしょう。

洋介くんに言うたら大笑い。

「電話切ったら拓也かっこええよなー。って言うとくわ!!」

って笑いながら言うから

「バレるって!!」

ってとめました。


博《普通やない??》

志穂はまえ普通やって言うたと思うからそれをまた使いました。

かっこええって入れろという洋介くんを無視って。
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