【実話】ありえない男への復讐
まだ話はそれますがうちの母親の話。

わたしがまだ高校くらいだったか…。


「里美、シャーペンの芯ある??」


勉強をしないわたし。


「はぁ?持ってへんわ。何に使うん??」


「書くために決まっとるやろ!!」


そう言いながらシャーペンを強調するようにわたしに見せる。

そりゃそうか、と思いながら洋介くんの部屋を探すことに。

もちろん奴も持ってるわけがない。


「わたしあるで!!」


そう言ったのは叔母。


「助かるわ~。1本ちょうだい。」


そう言って母親は無事に1本の芯をもらいました。

その後の2人の会話です。


「小さく残るんよな~。こんな感じで。」

使いきれない残りの芯。

母親はその短いのを叔母に見せよった。


「そうやなぁ、残るもんなぁ。」


そのとき信じられない言葉が…。


「もったいないから最初からこの部分作らんとけばええのになぁ。」



時が止まったのは言うまでもないですね。

うちの母親…いや家族はアホばっかです。
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