【実話】ありえない男への復讐
拓《そうなんや。ゴメンな、あんまメールせんで。今からはちゃんとするわ。寂しかったんやろ??俺、サイトで1人女の子と知り合ってん。でもその子にはもうメールできんって言うから。》


うえーーーー。

冗談じゃない。

ちゃんとせんくてもええわ。

わたしは見た瞬間血の気が引くのがわかった。


博《いや、別にええんやけどな。別やめんくてもええし。てかわたし忙しいし、メールくらいしとってええよ。》


冗談じゃない、冗談じゃない、冗談じゃない。

前みたいに1日1回でええし!!!

必死やった。

博美らしく、こないようにメールを送るのに。



拓《でも毎日メールはちゃんとするな。》


前みたいに1回で終わらせてください。

それを願いながら


博《前くらいでええから。あんま携帯触る時間ないし。拓也のこと信じとるしな。》


思わせぶりな言葉をいれといた。


これで返事してまたメール来てシカトしても大丈夫やろう。

時間ない、信じてるっていうことばで。
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