【実話】ありえない男への復讐
「なぁ、拓也どうにかならんの?ほんまムカつくんやけど…。」


わたしの不満をアパートに帰って洋介くんにブチまけた。

横で翔太が笑っとった。

拓也のアホ話は翔太のお気に入り。



「そなん言うたって俺にはあいつがおると得ばっかやねん。飯買ってきたり、作ったり、仕事変わりにしてくれとったり…。」


あいつほんま洋介くんに媚び媚びやんけ…。


大体、洋介くんがこうやってかばうからわたしたちに対して調子に乗る。

何言うたって許されると間違う。



「ちょっと何か言うてよー!!未だに大悟くんのことやってワキガ言うとるで??」


そう言うと洋介くんの笑い声。

こいつは何もする気はないということがわかった…。




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