【実話】ありえない男への復讐
2.実行
数日後、久々に千尋ちゃんと会った。

そのときに拓也の話をした。


「この前洋介と拓也が店来て拓也に『千尋さん、明らかに足太いっすよね。声でかいし俺、頭キーンてなりそうですよ。』ってまじまじといわれたんやで!?焼酎頭からフッかけようか思たわ。」


「あいつほんまありえんわ…。」


もうここまで来たら拓也の悪口大会。


「『千尋さん目当てに来る客とかおるんですか~?』って言われたし。お前接客1つも出来んくせよー言うわ!ってキレるとこやったわ。あいつに1度だけホストやらせてみたい…」


「間違いなくキレられるな…。先輩ホストから殺されるかもしれんな。」


わたしの言葉に千尋ちゃんは頷いた。


「あいつ、出会い系まだしよるん??」


「しよるでしょ~。だってあいつ出会い系での女くらいしかおらんでしょ。あいつの素性知って連絡取り合うとかよっぽどドMかブサイクか…。」


そんなとき千尋ちゃんがカチカチと携帯をいじった。


「このサイトやっけ??」


千尋ちゃんの携帯には某有名出会い系サイトがあった。

まさしく拓也が使っとるサイト。
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